労働対価はお金だけじゃない

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今日は雨ですね、みむさんです。

 

一昨日は、

神山町上分江田集落にて

お茶摘みに行ってきました。

 

お茶摘み。

 

遊びのようで仕事。

仕事のようで遊び。

 

ぼくの仕事を

理解してもらうのは難しい。

 

でも、

説明できるようにすることは

大事だなーと日々思うのです。

 

 

上記の写真が神山茶です。

 

今回は、

ハサミや機械を使わずに

手摘みで。

 

一日中7人くらいで

収穫量は42キロ。

 

それからお茶になるのは、

20%の約8キロ。

 

工賃は1キロ290円かかるので、

42キロ×290円=12000円です。

 

お茶は500グラムで

半年分くらい。

*一日一杯計算。

 

この数字を見て、

どう感じるかは人それぞれです。

 

茶摘みの手摘みは

手間がかかります。

 

本当に美味しさを求めれば、

新葉の2、3枚を摘むのが一番。

 

でも、

量が少ないので

葉が柔らかく、色が違えば

摘むことになりました。

 

80-100キロくらいないと、

お茶工場での

生葉からお茶になる機械に

自分のとこ分だけで動かしてもらえないそうです。

 

つまり、

少ないと他の茶畑の茶も

混じってしまうとのこと。

 

やっぱり、

自分のとこの摘んだ分

だけがいいよねー、と

多くの収穫量を目指していましたが、

残念。

 

これは、

本当体験しないとわからないですが、

労働対価をお金だけで見ると、

作業は大変です。

 

作業は単純で、

一日中立ちっぱなし。

カゴを持って、

手で摘む。

両手の腕はパンパンです。

 

これだけやったのに。

これだけやってるのに。

 

などと思った瞬間から、

一気にやる気がなくなっていきます。

 

ぼくも何度かそうなりました。

 

でも、

お金だけじゃないんですよね。

 

体験するからこそわかる醍醐味。

 

茶摘みをしていると、

近所のおかあさんが声をかけてくれ、

美味しいお昼を用意してくれたり。

 

作業に来る初めましての人、

作業を一緒にする人との対話。

 

自然に触れる清々しさ。

 

いつの間にか熱中して、

時間も忘れるほどになったり。

 

ただ、

茶摘みに行くのではありません、

 

意識して

何を考え、

どう行動をするか。

 

やはり、

田舎での体験、暮らし、自然は

たくさんの気付きを

与えてくれます。

 

例えば、こんなのも。

 

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日々勉強ですね。

 

 

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