北村林業の北村さんから学んだ林業の話

https://www.instagram.com/p/BG-YRS9Clto/

 

十勝平野は空が広いです、みむさんです。

 

浦幌町は十勝平野に属しています。

丘陵な山がなく、

あっても緩やかな丘だけ。

 

なので、

今まで見たことないくらいの空が

上空一面に広がるのです。

 

本当に空が大きく、広い。

 

話は変わって、

先日、

北村林業さんにお邪魔してきました。

 

林業を見るのは、

徳島県神山町で見て以来。

 

しかし、

林業と言っても

スケールが違うので

全く違う業種のよう。

 

神山町では、手作業でしたが

浦幌町では、重機を使用。

 

神山町では林業が盛んでしたが、

今は衰退しています。

 

その理由は、

外国産の木材が安価で手に入るようになっため。

 

一方、浦幌町では林業の会社がいくつもあります。

それは外国産と対等に戦っているから。

 

いやむしろアドバンテージがあるはず。

 

だって、

外国産は送料運賃など

海を渡ってくるから。

 

普通に考えれば、

国産の方が圧倒的有利のはずなんですけどね。

 

あんなに重いのに。

 

それでも、生き残るのが精一杯。

 

昔は日本の林業は世界一だったそう。

この数10年でヨーロッパに先を越されました。

 

北村さんは言います。

 

林業というのは、

ただ伐採をすればいいわけではない。

 

植林をしないと、

すべての木がなくなってしまう。

 

植林をして、

その木が伐採できるのは、

5-60年後。

 

それでもやらないと、

未来のために。」

 

北村林業は、

伐採チームと植林チームに分かれています。

 

植林はすぐにはお金にはなりません。

 

しかし、

約半数の社員が植林を

行っています。

 

しびれますね。

 

こんな言葉がいくつも飛び交う。

 

本質を知り尽くしている人とは

こういう人をいうんだなと

肌で感じました。

 

自分がどうすればそうなれるのか。

 

どうすれば本質を突き詰めれるのか。

 

まだまだですね。

 

 

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  浦幌町地域おこし協力隊
  三村 直輝 / NAOKI MIMURA
  うらほろスタイル推進地域協議会事務局
  〒089-5611北海道十勝郡浦幌町字寿町7-1
   tel/fax:015-578-7180
   mobile: 090-2861-1721
   mail: mimura@urahoro-style.jp
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地域おこし協力隊の新しいカタチ

https://www.instagram.com/p/BG7rDxGClkV/

 

最近日本酒ににはまっています、みむさんです。

 

上記の写真は昨日と同様、

昆布刈展望台からの眺め。

 

海と空の境目がわからないほどの景色。

見惚れてしまいます。

 

朝は朝日が綺麗で、

夜は星空が綺麗だそうな。

 

パラグライダーの発着地でもある。

 

浦幌町に来たら、

ぜひ足を運んでもらいたい場所ですね。

 

話は変わって、

地域おこし協力隊(以下協力隊)についてのお話。

 

昨日、

協力隊の記事を発見。

 

まあ酷い書かれようです。

 

dot.asahi.co

dot.asahi.com

 

ブラックだわ。

 

金もらえるだわ。

 

事実は事実でしょうけど。

 

どの地域もそうでないにしろ、

こんな書かれ方すると

協力隊は酷いな。

 

ってなるよなー。

 

ブラックならやーめた、

とか。

 

お金もらえるからいこー、

とか。

 

地域のことを

そんなぬるい考えで

考えて欲しくありません。

 

地域の人は地域の人なりに

どうすればいいのか悩んでるはず。

 

このまま何もしなければ、

消滅してしまうこともわかってるはず。

 

だって、

ずっとそこに住み続けているのだから。

 

協力隊がいいとか悪いとか、

地域の人がいいとか悪いとか。

 

そんなことはどうでもよくて。

 

どうすれば地域がよくなっていくか、

お互いに認めあって話すことが一番な気がしますけどね。

 

それが難しいからこんな記事も

書かれるんでしょうけど。

 

ただ、

ぼくのように会社から出向というカタチ、

神山塾を卒業してから協力隊というカタチが

新しいカタチな気がします。

 

神山塾で田舎の作法などを身につけ、

関係性を育んでいく。

 

協力隊になる前に

神山塾で学ぶという大きい。

 

そんなカタチ。

協力隊制度を有効に使いたいですね。

 

 

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浦幌町は食料自給率2900%!?

https://www.instagram.com/p/BG5PYe3iluX/

 

寒くて未だに家ではストーブです、みむさんです。

 

いやーいくら北海道とはいえ、

6月にストーブをつけるなんて。

 

最初の辺は少し抵抗して、

6月にストーブなんてありえないわと。

 

でも、お邪魔させていただく家では

必ずと言っていいほどストーブついてる。

 

まじか。

 

そうか。

 

6月でもつけていいのか。

 

つけよ。

 

あったかすぎる。

超気持ちいい。w

 

北海道のストーブって、

灯油を入れ替えなくていいんですよ!

 

驚きじゃないですか?

 

なんと外にある灯油缶から

中のストーブに繋がってるんです。

 

なぜかって。

 

真冬は1日中ストーブつけてるから、

入れ替えだと追いつかないんだとか。

 

恐るべし北海道。

 

現在6月、

徳島いる時の真冬の格好でございます。

 

北海道の真冬、

ぼくはどうなるのでしょうか?

 

服買うだけでも、

お金が吹っ飛んでいきそうですね。

 

説明遅くなりました、上記の写真ですが、

昆布刈石展望台というところからの眺めです。

 

北海道で海!?

となる方もおられるかもしれませんが、

浦幌町は海に面しているのです。

 

f:id:limtwilight:20160621083000j:plain

浦幌町役場HPより抜粋

 

薄黄色く塗られている部分は十勝地方。

 

正確に言うと、

「北海道十勝郡浦幌町

なのです。

 

海あり、山あり、川あり、畑ありと、

自然豊かです。

 

なので、第一次産業が盛んで

農業、林業、漁業、酪農と

全てが揃っています。

 

食料自給率は驚きの2900%。

 

人口は神山町と変わらず5000人なのに対し、

商店街や居酒屋、スナックの数が比ではない。

 

GDPがはるかに高いので、

商売が成り立つのでしょうね。

 

でも、

これでも少なくなったそうです。

 

2-30年のうちに人口が半減。

これからが勝負。

 

でも大丈夫。

浦幌町にはすごい方がおられるのです。

 

それはまた次回に。

 

浦幌町に来て約半月。

リレイションでもブログを始めまして、

活動をまとめていますので、

お時間ある方は是非。

 

関係性を育む第一歩-北海道に移住しちゃいました- – KATALOG

 

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日本一ラズベリー農家の高橋さんから学んだ3つのこと

https://www.instagram.com/p/BG2p3kCClpT/

 

首を寝違えて早2ヶ月、未だに治りません、みむさんです。

 

ラズベリー専業農家の高橋農園にお邪魔しました。

https://raspberry.sharepoint.com/Pages/default.aspx

 

朝8時から夕方の17時まで、

草抜きのお手伝い。

 

8時間ぶっ続け。

高橋さんと草抜きをしながら、

8時間お話。

 

いい時間でした。

様々なお話が聞けて、

その中でも印象に残った3つのこと。

 

1.新産業は犠牲がいる

高橋さんがラズベリー農家となったきっかけは、

小さい頃何気ない通学路に赤い実がなっている

驚きと好奇心からでした。

それから社会人になってラズベリーに再び出会い、

ラズベリー農家になることを決意。

 

以来農業を始めて、16年目。

ラズベリー専業農家になって3年目。

 

今に至るまでは相当な苦労を要したと言います。

 

最初からラズベリー専業農家で生計は立てられない。

生計を立てるにはどうすればいいか。

 

ラズベリーの単価を上げる。

ラズベリーの単価を上げるにはどうすればいいか。

 

土と対峙し、

ラズベリーと対峙し、

自分と対峙する。

 

ラズベリーで生計を立てるまでは

他の作物を育てながら徐々にシフト。

 

簡単に他の作物と言っても、

北海道の畑の大きさから、

その作物専門の道具も必要。

もちろん知識も。

 

想像するだけでも

汗水流されて、

努力されてきたことが伺えます。

 

また、農協に入られていないので、

お客さんは自ら営業。

 

見知らぬ人に家にも

突撃訪問。

 

お金がない。

作物はある。

 

あとは

「買ってくれませんか?」

というだけ。

 

簡単でしょ?

大検取るより簡単だべ〜

 

とおっしゃいますが。w

 

日本一ラズベリー専業農家

築くには沢山の犠牲が払われたのです。

 

2.手作業が大事

北海道に来て畑で、

草抜きをするなんて思ってもいませんでした。

 

だってどでかい重機が

全部やってくれてるから。

 

最近の土起こしや

種付けなどは

すべて機械。

 

そして、

GPS機能付きなので、

乗ってるだけでいい。

 

自動運転。

最先端いってますね。

なんか畑でこんなことが実現してるなら、

本当、道路で自動運転ももう直ぐですね。

 

北海道ならなおさら。

普通道路が高速道みたいなのです。

車もいないし、広いし。。。

逆に北海道は捕まる人多いそうです。

速度オーバーで。

気をつけよう。

 

話がそれました。

 

でも、

ラズベリーはまだまだ手作業。

 

外国は機械化が進んでいるみたいで、

いずれは機械化されるとのこと。

 

ただ、今の品種では機械化できないので、

すべてぶっ壊しだそうです。

 

でも、手作業だからわかる、

土の温度、

苗の生育具合、

雑草の種類。

 

何より、

ぼくは作業をしながら

お話できることがいいなと思いました。

 

自然に触れながら、

身体を動かし、

対話する。

 

自分の中でこれが一番の

喜びかもしれません。

 

手作業が良くて、

機械化が悪い。

と言いたいのではありません。

 

3.日本の農家を守るために

高橋さんは日本の農家の未来を

危惧されています。

 

農協がお金で農家さんを

救うことがいいことなのでしょうか。

 

北海道の農家さんは6次化があまり進んでおらず、

本州の方がずっと進んでいるそうです。

 

ただ北海道では量も広さも違います。

時間がないし、そんなことをしなくても

今はいいのです。

 

今は。

 

もしTPPがこれから本格手に進み始めたら、

北海道の農家さんたちはどうなるのでしょうか?

 

高橋さんは水と土指導員として

活動されています。

 

少しでも北海道の農家さんのために。

日本の農家さんのために。

日本のために。

 

以上、学んだ3つのことでした。

 

一人の方と1日いるだけでも

これだけの情報量。

 

まだまだこれからたくさんの人と

交流を深めていきたいですね。

 

 

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『人生再生の場 神山塾』

https://www.instagram.com/p/BG0DF9VCliB/

 

北海道は梅雨がないと聞いたのですが、、、みむさんです。

 

毎日天気が悪く、

雨が続きます。

農作物が心配ですね。

 

ただ本州のジメジメした感じはなく、

カラッとしています。

 

さて、

神山塾8期生の募集まだまだやってます!

 

mimu3.hateblo.jp

 

日本仕事百貨さんにも掲載いただいております!

 

等身大で過ごす « 日本仕事百貨

 

『人生再生の場 神山塾』

神山プロジェクトという本でこのキーワードを見つけ、
ピンときたのが神山塾との出会いでした。

 

ぼくは昨年の11月から神山塾7期生として活動しました。


初めて自分で決めて、覚悟を持って臨んだ神山塾。


神山塾の存在が、ぼくを変えてくれました。

 

神山塾では人生で一番楽しみました。

 

少しでもピンと来た方は行動あるのみです。

 

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人生道半ば

https://www.instagram.com/p/BGxfUJdilvA/

 

北海道はやはり寒しです、みむさんです。

 

写真は北海道とは関係なく、

徳島にある剣山に登った時のもの。

 

北海道に行くと決まってから、

徳島にいる間に行きたかった場所の一つです。

 

晴天に恵まれ、

見渡す限り青い空が広がり、

山々が並んでいました。

 

久しぶりに体を動かしたので、

息が切れました。w

 

剣山は日本百名山の一山。

人生のうちにいくつ登れるかなー。

今んとこ、

鹿児島の屋久島と開聞岳、富士山と

今回で4つ目。

 

目指せ百名山

 

頂上に着くと、

尾根に沿って綺麗な道が続いていました。

 

そんな光景を見ていると、

ふと思うのです。

 

目的(頂上)は一つ。

方法(登り方)は無限大。

 

たとえ道があったとしても、

山のどこからでも

登ることはできるのです。

 

整備された道からは、

ぼくはすでに外れました。

 

大学を卒業し、

そのまま就職。

結婚して、

子供ができ、

幸せな家庭を築き、

定年まで勤め上げる。

 

そんな幸せな人生が待っていたかもしれません。

 

でも、

自ら離脱。w

 

なぜでしょうか。

 

先が見える人生はつまらないから。

 

ぼくはよく頭の中で、

こうなってこうなってこうなるんだろなーと、

計算します。

 

そこでの喜び、楽しみ、悲しみなど

だいたい予想をつけます。

 

そこで、

面白そうなら行動に移すし、

面白くなさそうなら行動に移さない。

 

いいのか悪いのかわかりませんが、

自分がいいならいいのかなー。

 

これからどうなるかわかりませんが。

 

とにかく今は、

北海道で道無き道を歩んでいます。

 

上か下かも右か左かも

わからない状態。

 

ただ歩いていれば何かに遭遇することでしょう。

 

立ち止まることなく、

歩き続ける。

 

それは、

まだまだ道半ばだから。

 

 

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株式会社リレイション→浦幌町地域おこし協力隊

https://www.instagram.com/p/BGu9LUXilim/

 

前回とは打って変わって、劇的に環境の変わったみむさんです。

 

リレイションという会社は全国の田舎をフィールドに

お仕事をさせてもらっています。

 

縁あって、浦幌町と昨年から仕事しており、

代表の祁答院が浦幌町地方創生アドバイザーとなっています。

 

そんなこんなで、

ぼくはというとリレイションを2ヶ月でクビとなり、

6月1日付で浦幌町地域おこし協力隊となりました。

 

mimu3.hateblo.jp

 

クビ?左遷?島流し?

いろいろ聞かれますが、

出向です。たぶん。w

 

なので、ただいまの現在地は

「北海道十勝郡浦幌町」。

 

未だに自分のいるところが、

北海道ということを

忘れていることがあります。

 

北海道ですよ!

あの北海道ですよ。

 

行ったこともなかった。

住むことなんて考えてみてもなかった。

寒いの苦手なので。

 

本当、小学校の頃

「ほっかいどうはでっかいどう〜」

とか言って遊んでましたけど、

素で、

「ほっかいどうはでっかいどう〜」

て言っちゃいました。

 

見渡す限りの広大な土地。

未だに驚きます。

 

では、

なぜぼくがあれだけリレイションで神山塾の運営に

携わりたいと言っていて、

地域おこし協力隊となったのか?

 

それは神山塾を運営していく自信がなかったからです。

浦幌町行きを断ってまで神山塾を運営する自信がなかったからです。

 

神山塾は祁答院さんが人生で積み重ねたことを、

体験を経験として、理論付けて説明していくという、

祁答院さんにしかできないことが多いです。

 

もちろん同じようなことは話せますが、

何せ体験も経験もしていない自分が話して、

塾生に伝わるのだろうか。

 

というより、

腑に落ちていないことを説明することが、

自分自身で納得がいっていませんでした。

 

神山塾の運営をしたいと言ったものの。。。

と、悩んでいたところでの浦幌町の話。

 

悩んだ末、

浦幌町地域おこし協力隊となり、

いろんな経験をすることに決めました。

 

浦幌町に来て約半月。

すでに寂しさと不安いっぱい。w

 

リレイションの行動指針。

・好奇心…おもしろい仕事をする。仕事をおもしろがってする。
・冒険心…既存のモノサシにとらわれず、新しい仕事に挑戦する。自分たちの仕事で新しいモノサシを創る。
・楽観性…なんとかなる。なんとかする。
・柔軟性…目的は見失わず、常に最適な目標を選択・決断する。目的は一つ、目標は無限大。
・継続力…できない理由より、できる方法を思考し、行動し、人と地域の関係性を育み続ける。

 

を軸に行動。

 

自分なりに、自分らしく。

 

やっとブログかけてよかたー。

 

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